ヒマ-たまには本に関して、そして自分の嗜好

日々多くの時間仕事をしてるので、気分転換と言えば本である。
最近の楽しみは、近所の古本屋が納涼古本祭りというのを開催するらしく、その日を指折り待っており、あの本がまさか半額になるのではあるまいかと。とか言っていってみると今日から俺はと、刃牙が50円というのは古本屋セールのあるある。であります。

そして日々色んな古本を買ってるのだけど、基本的に買うジャンルに節操が無い、ただ自分トレンドもあれば嗜好もある。
好きなジャンルは旅行記、宗教史、伝記であり、興味が無いのが歴史、映画史、演劇、民俗学、自然科学というところである。

ちなみに最近読んだ本は
1,ドラッグユーザー(ドラッグドキュメントは総じて興味がある、知覚が変わるあの感じとか、その後の禁断症状の厳しさなど、有名なのはSPEEDですかね。あれは全部読んだ。刑務所に収監された薬物中毒者が別の薬物中毒者に「人生もう一度やり直すとしたら?」という問いをしたところ「初めてシャブをやったあの感覚をもう一度味わいたい」と回答したのはとても印象的なシーンである)、
2,仏教の本(言語化できない覚りというのは一体なにか?そして何故人はそれを求めるのか?という)、
3、ハマる仕掛け(これはピンタレとかTwitterとかが人間心理学的にどう作用して、はまってるのかを解析した本。まあアプリ作る時に参考にしても良いかなぐらいの内容)

というところであるんだけど、改めて自分の興味を眺めてると、共通項が見いだせないのだけど、人にフォーカスされた本はよく読む傾向にある。例えばさ歴史って人の行動の連続した積み重ねた結果と定義するとして、そこにはあまり興味が沸かないのですね。そこで彼は何を考えたのか?にフォーカスが当たってれば読むし、無ければ読まない。戦争に関してもそうで、国にフォーカスされた戦争の話は全然読みたいと思わないのだけど、個人が中心であれば読む。ただ個人なら何でも言えばOKかと言えばそうではなくて、ヘミングウェイ的なこれぞ戦争っす。大変っす。ヤバイっす。的なのではなくて、ティム・オブライエンの「ほんとうの戦争の話をしよう」のような、何ら戦争の激しい戦闘やグロい描写は無いのだけど戦争の時の人間の心理がこちら側にスッと伝わる部分があり好きな小説だ。そういえば僕が好きな小説家の多くが酷い戦争を体験をしても、それについて深くは語らないが小説全体に独特のトーンが漂ってる感じの作品が多い。
第三の新人もそうですよね。リアルな戦争体験を書いた人の多くが今は読まれてないように思うが、それを作品にトーンとして付与してる作家の多くが今も読まれている。

話が逸れたが、本当は先日読んだフィッツジェラルドの伝記がとてもおもしろく、なぜそれを面白いと感じるのかを書こうと思ってたが、上が長くなったので、完了。フィッツジェラルドとゼルダというのは、本当に面白い例証のように思うのだ。こんなに過酷でエキセントリックでデタラメで喧騒で、全てが面白おかしく滑稽なんだけど、なぜかとても哀しいんですよね。うーん。本当に不思議だ。なぜこんな日々であんな小説を書けるんだろう。

というわけで、納涼古本祭りがそろそろ開催!
最近通勤時間が増える日々だもんで、大量の本を奪取しておきたし。


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