Tips-上司と部下の関係をよくする方法

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僕は基本的に会社や仕事の改善をする際は、管理者に厳しく、一般社員に優しい。
基本的に部下やら新人が仕事が出来ない理由は上司の責任だと考えてる。
だって、そう考えないと、物事が前に進まない。

先日も、ある会社の上司と部下の考えの交通整理みたいな泥臭いことをやってて、
僕としては基本的に仕事の細かい部分は書かないのだけども(特定されると申し訳ない)わりと便利なTipsかもと思い文章に起こしてみる。

まず交通整理のベクトルはシンプルである。
・上司は「部下」「新人」とはこうあるべきと考えてる。
・部下は「上司」「会社」はこうあるべきと考えてる。

というところを整理していく。
相手に向いた矢を自分に向けてもらう。「あなたの責任はどこかにありませんか?」「本当にそうあるべきですか?」という風にひとつひとつの内容を整理してベクトルを整理する。

例えば、
上司「部下から連絡がない」→井上「どのような形で何をいつ連絡するように言ってるんですか?」
部下「教え方がザックリ」→井上「仕事なんて教え方がザックリで当たり前。ザックリした仕事を分解して、要件を定義して、すべきことをまとめて、それを上司に、これで合ってるか?と確認するところまでが部下の仕事に僕は思うのだけれども、そこまでやってますか?」

上司「同じミスを何度もする」→井上「ミスは誰にでもあります。ただ同じミスをするのは部下が悪い。でも3回同じミスをさせたら、上司が悪いと思う。ミスをしないような仕組みを作りました?作ったならその制度が悪い可能性は無いですか?」
部下「上司が忙しそうで話しかけにくい」→「上司が忙しいかどうかキミが判断することじゃない。それは上司が判断する。忙しいなら忙しいと言う。それよりも相手が理由で出来ない理由を作るのはやめてくれ」

みたいな交通整理である。
って何か書き出したら、僕が、すごく真面目な人間みたいになってるが、まあ緩い感じでそんな整理をするわけである。
でもこういう整理をしてて思うのだけど、これは基本的に対人関係のすべてに思う。
恋人なら恋人とはこうあるべき、家族ならこうみたいな話だ。
「彼氏ならメシおごるべき」「彼女なら晩飯作るべき」「日曜遊ぶべき」「違う異性と遊ぶべらず」だとか互いが互いの「普通」というルールを相手に要求する。
そしてそれらの普通が普通のズレを生み、言い争ったり、やりあったりすることになる。

まずどのような場面でも、「普通」を定義づける、「普通」を懐疑してみる、「普通」を相手の立場から見てみる、という「普通」が本当に「普通」なのかというのはどのような形でも有効に機能する検証のように思う。
こんなのはご近所同士でも、マナーでも外交でも同じなはずだ。
こうあるべき。互いの普通の考えが軋轢や争いを生む。

冒頭のクダリと矛盾するかもしれないが、僕は上司には「部下の視点」から追求し、部下には「上司の視点」から追求する。
彼らはともに、ひとつの視点からしか物事を見てないことが多いので、多様な視点を相手にプレゼントして、今後の改善を一緒に考える。
「それであれば報告方法を決めちゃいましょう」とか「ざっくりした仕事は、これをすべきですね?と確認しよう」みたいな話になる。
これは関係改善に大きく寄与することがほとんどだ。もちろん対人なので好き嫌いというのはあるので、そこらも勘案が必要だが、まずはチームとして機能するように整理をするのが肝要に思う。

ちなみだが、僕はこれをタッチポイント以外の視点と読んでるのだけど、これは役職だけじゃなくて、職種などにも有効である。
人は自分のタッチする部分でしか物事を見ることができないという法則であり、例えば会社で「顧客対応」をしてる人は、「顧客」の視点からモノを話してくるし、「営業」の人は「営業」の視点からモノを話してくる。
それらのポイントから全ての内容を規定してくるので、こんな視点入った上での話ですか?という指摘をするのは有効である。
もっと言えば「財務」の視点だとか「コンプライアンス」の視点だとか「ジェンダー」の視点だとか、多様な視点で物事を検証すると、わりと解決が見えてきたりする。

普通を定義する。ところから議論をスタートするのは有効な施策かなと日々思うのでオススメしたい。

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