雑感-年を取って変わったこと

人は年齢を重ねることで、どのような心的な変化を迎えて、どのように優先順位が変わるのか?というのは昔から興味があるトピックのひとつであって、ブログでも度々そんなことを書いてきたように思う。
みなさん、どうですか?昔と比べて何か心的な変化はありましたか?

まあ色んな変化のうち、多くの変化は年齢の変化に見せかけた環境の変化というのが変化の主因だと思うのだけど(例えば結婚や引っ越しや子育て)自分としては、これは年齢による変化として、自己顕示やら自分の希少性アピールみたいなのが、大きく減退傾向にあるなと。
そう感じてきたわけです。

例えば子供だったら
・スポーツできる。
・喧嘩つよい
・ゲーム上手い
などで自分の希少性をアピールをし、

もう少し大人になると
・誰も知らない音楽聞いてるおれカッケー
だったり
・皆が持ってないNIKEのスニーカー履いてるオレヤバい
だったり、
・一眼レフで写真を撮るワタシの感受性すごい
などなど。
そういう希少性を内外ともにアピールしちゃったりして、自分は他とは違う固有性を大きく出すわけですね。
オレは他とは違うんだよ。という感じですね。

もちろん差異というのは別の言い方をすれば有能さであったり希少性による重要度を上げてくれるわけで、アピールすることのメリットがあったりするので、若者がアピールするのは色んなうえで有効だと思うのだけど(友達作りでも恋愛でも)僕の場合あまりそれによるメリットって無くて減退にあるわけだけど(経営者ですとか分かりやすいレッテルだし)多くの人にとって希少性は必要だけども、あまり希少性を出すための時間が取れなくなってしまって、加齢とともに即物的で安易な代替案を取っていくになっていくのではないかなと思うのですね。

例えばなんだけど、
・とりあえずブランドを買う(センスのあるブランドを持ってますよ。というのがすぐに分かる。センス希少性)
・とりあえず高級な車に乗る
・とりあえず目立つことを言う
・とりあえずヒョウ柄を着る

というように回りくどい希少性よりも相手に瞬間的に希少性が分かるようなアピールに変わっていくのではあるまいかと。思ってるわけで。
本当に希少性に関係なくて好きなモノは、ここまで来ると結構な領域に達していきますよね。もう趣味を超えて、糧とか生き方みたいなことになってる。(どっちが先かは難しいのだけど)一眼レフを20年持ち歩いたら本物ですよね。
安易に希少性があると思われるのはとても大事なことで、もしかしたらすぐに健康話(いかに不健康かの話)をするのもそこらとリンクする話かもしれない。

話を自分に戻すと希少性アピールをしたくない今、どんな嗜好を言えばいいのか悩むんですよね。
(自分の加齢と共に変遷した嗜好は何かというとって書こうと思ったけど、それもアピールっぽいので自粛)
例えば車なんて本当に興味無いのだけど、「車なにが好き?」って聞かれると困る。
何が好きか?と言われると「ベンツ最高シリーズ」とか好きですがベンツのイメージの色がつきすぎてサワレナイですし、かといって「カローラ」と言っちゃうと大衆な感じをアピールしてるようで辛い、とはいえ「ワーゲン」とかなるとサブカルな感じでオレごときがサブカルなんて恐れ多く、ならばとなると「ボルボ」とかなるとオレがボルボてwwというところで、何を言えばいいんだろう、フィアットとか、ヒュンダイとかですかね。色がついてないのを言って早く話を(自分の話を)終わらせたくなるという衝動に駆られ、まあ困る。そして掘り下げられるともっと困る(なぜフィアットですか?と聞かれてもフィアットがどの国の車かなのすら知らない)

ただ自分の得意ジャンル(時間を投下してるジャンル)であってもやはりあまり言いたくなくて、本どんなの好き?とか言われると、第三の新人の吉田信弘とか好きですねとか言う(でっちあげ、そんな人存在しない)
もしかすると希少性というより自分の話がイヤってのがあるのかもしれない。自分の思考のプロセスを言うのは大丈夫なんだけど(好きなんだけど)自分の嗜好を言うのは苦手なだけの話かもしれない。
あと年齢を重ねると希少性アピールをニコニコ聞けるということがある(昔なら本当に詳しいのか掘りさげてしまってた)それも大人になる心的な変化かもしれない。


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