ヒマ-就活の面接について考えてみる

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先日、就活生の学生と喋ってたのだけれども、なかなか就活に苦戦してる模様。
(もちろん今回の就職活動の仕組みが大きく変わり、色んな企業も様子見つつの動きというのが閉塞な感じが大きい)

そこで就活で苦戦した質問は何か?と聞いたところ「今まで考えたこと無かったことを急に聞かれると困惑する」という答えで、
彼が先日とある面接で聞かれたというのは「アナタが今までの人生において人(他人)を変えた経験を話してください」と問われたらしく、その回答に困ったと。

ふーむ、とても難しい質問な。皆さんなら何て答えますか。
そしてこれはよくある面接の「答えの無い質問」であって、だって人が本当に変わったかどうかなんて証明出来ず(裏で舌出してるかもしれないですし)そして質問自体が少々アバウトに見える。
ただそんなことを面接で回答しても仕方あるまい、面接官に向かって「アナタの質問の定義があやふやで、回答したところで反証可能性に乏しい」なんて言った日には「はい、おつかれ。また来世」ってなもんである。
こういう質問の場合、面接官は回答の正誤を見たいわけではなくて、よくわからない問いにどう対処するかというのを見たいんだと思う。そしてその予想が正しいのであれば、回答はやりやすい。

まずビジネスの場の面接なのであって、いくつかのセオリーみたいなものもある。
仕事における大事な点は、分からない点を分からないと放り投げないことだ。
問題をきちんと切り分け、仮説は仮説のまま提示すると良いように思う。
「本当に人を変えたかどうかは確証が持てないのですが、人の行動を変えたという話をさせて頂きます」
これは僕が今から回答するのは、この問いに置き直して回答しますよ。
という同意を取る。もしここで設問自体が違うなら、相手から指摘があるはずだ。

そしてこういう前振りをするもうひとつのメリットがあって、それはこっちから質問入れてる間にこちらが考える時間が生まれるからである。
こうなると質問はシンプルになって
人が変わったことではなくて、人の行動の変化を説明すれば良い。
「Aくんは部活に来なかった→部活に来た」という行動の変化のストーリーなどは、相手が変わったかわからないが、相手の行動が変わった話であり、また前後的関連性が明確で、万人受けする回答である。
ずっと部活に来なかった人に対して、問題を聞いて、問題の解決をしました。という流れはビジネス的であり、また仮説は仮設のまま「彼が変わったのかは分かりませんが、最後まで一度も休まずに来て彼はレギュラーを掴み、一緒に県大会に臨みました(県大会に出て且つ自分はレギュラーだったよアピールを内包)」みたいなストーリを立ち上げる(嘘じゃない範囲で)

もう少しノリの良い会社の面接であれば「彼女からバレンタインの1週間前にもう顔も見たくないと言われ振られて、バレンタインの当日にチョコレートを貰ったという話をさせていただきます」という感じでも良いかもしれない。こっちのビジネスあるあるの結びつけ方は、強みと弱みに置き換える。強み「彼女好きな異性の言動や行動」弱み「彼女から駄目だしされた行動」であって、強みをもっと強くか、弱みを補うか、強みを選択して、また仲良くなりました。的な話だ。ビジネス的で綺麗だ。

相手から質問されたら
「質問の正当性(たまに命題に含有される倫理ってあって、そういうのが質問に混ざってるとツッコむかは悩む。例えば人に迷惑を掛けることは良くないというのが設問に含んでると、迷惑かけちゃダメなのか。ってのは突っ込むかと)」と「質問の切り分け」をきちんとする、そしてそれによって、その差異があった過去の事実を引っ張ってきて展開すると、テンパらずに回答できるんじゃないのか。みたいな話を彼にしたところ、彼より遠くの野球グラウンドを眺めるみたいな目で「井上さんの学歴ではどこも受かりませんけどね」という視線を頂戴する。なるほど、オレの力量を客体化させてくれ、とても有りがたいなと思いつつ。この話はFIX

にしても就活って凄く大変そうだなーと思う、、テクニックな世界なんだろうか、面接を4回もやるって凄いですよね。大企業なら誰入れても成果なんて変わらないように思うんだけど(従順な人が良い?)どうなんだろう。一度はチャレンジしてみたかった。ドモるだろうけど・・・。


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