日々−久しぶりのブログ更新で焼き肉の話をするときの注意事項

久しぶりのブログ更新において、どうしても何を書こうかな?みたいなキモチになり久しぶりのブログ更新は心的に億劫なモノになる。

何を書くのか気にせずに「いえーい、昨日焼き肉でカルビ3人前食べた!」みたいなエントリーの更新もアリとすれば、久しぶりの更新でも特に心理的負担は少ないかもしれない。

「食べた焼肉の種別と皿数を伝える」というエントリー悪くはない。そう思っただけで、久しぶりのブログの更新の心理的ハードルは下がるはずだ。

ただ、そのような焼き肉エントリーを更新をするとして、ちょっとだけ注意点がある。そう、大阪人を縛るあのフォーマット「ヲチ」である。


大阪の文章において「ヲチ」か「だれかの悪口」以外を認めない通天閣メンタリティが存在するのは周知の事実である。僕のような大阪(兵庫県だ)の近くに生を受け、大阪に住んでいるというだけで、この執拗な螺旋に組み込まれることになる。ブッダはこれを「因果律」と読んだ。

焼き肉エントリーで悪口は書きにくいとして、どうやって「ヲチ」から逃げるか。である。「ヲチ」をきちんと回避するのが、焼き肉エントリーで注意すべきことだ。

まず「ヲチ」についてきちんと理解しよう。

まず「ヲチ」の現れ方である、「ヲチ」は逆説の接続詞を用い、現れることが多い。
「ヲチ」は「順接」には出ないし、もちろん「対比」や「並列」や「説明」でもでr事はない。「ヲチ」を掘り出すのは逆説のみだ。

たとえば、
「昨日焼き肉でカルビ3人前食べた、だからお腹が一杯だわ」という順接を嫌う。
「昨日焼き肉でカルビ3人前食べた、なぜならお腹が空いてたから」という説明も意味不明だ。
「昨日焼き肉でカルビを食べたか?それともハラミか?」と併設にすると、ただのクイズであろう。

もしくは「ヲチ」を表出させるための準備に使えるのは否定である。
「昨日焼き肉でカルビ3人前食べてない」
へー。食べてないんだ?ってなる。
そこからジワジワと「ヲチ」が出てくる準備が整う。雄々しい「ヲチ」の存在を予感させる。ぎゃーとか、うごおとか大きめの鳴き声が似合う特大の「ヲチ」の立ち上がりが想起させる出だしである。プリンスで言えばパープル・レインである。あの弦の1音を聞くだけで、これから展開される音楽的構造の大きさにワクワクしちゃうのと同じだ。
もしくは松方弘樹のマグロ釣りと同じ・・・と言おうとしたが、それは違うな。撤回する。

これは多分ピカソが「赤を使わないとしても赤が必然であれば赤はそこに存在する」と言ったのと同じことが「ヲチ」にも言えるのであるまいか。
「ヲチ」を書かないとしても、ヲチが必要であれば、ヲチはそこに現れる」ということが言えるのだろう。

長くなったが結論を言おうと思う、焼き肉で何食ったかのエントリーを書くときの注意事項である、早く言いたいとは思うが、皆さんも想像しているとおり、この文章の「ヲチ」はどこに現れるのか?今のところ片鱗すら見えないが?という声の存在である。その事態を処理しない限り、注意事項を書くことは出来ないが、俺にはまったく雄々しい「ヲチ」の存在が見えないのだ。

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