雑感-任天堂について今おもうこと

7月11日、任天堂の岩田さんが亡くなるという訃報を聞いてから、何だかモヤモヤが続く。
ありのままに言えば、とても、とても悲しい。

誰かと岩田さんについて話しても、僕が話したいことは話せないだろうから、何も言わず、貝のように黙って、静かに時が過ぎるのを待ってる。
そんな心境ではあるが、任天堂について語ろう。ここで語らないと今後語れないような気がするのだ。

先々月、仕事で京都のある大学を訪れて、その帰り道に任天堂本社の横を通り過ぎた。
そのとき車で移動してて(それも男5人で車中だ。何て日だ!)で僕が「任天堂についてなら何時間でも話せますよ」と言ったところ、「車中ヒマだし、話してみてよ」と言われ、「本気で話しますよ」と言って20分ぐらい話した。
でも僕としてはフルパワーの1/10ぐらい、仕事上だもんでビジネストークというかリップサービスというか、誰にでも分かるようなところでの話に終始した。
まあよくある話だ。ファミコンからSFCのチャレンジ、山内さんのゲームボーイ伝説、64とGCの苦戦、そこからのリベンジ、任天堂を知る人なら誰でも知ってるであろう話だ。
少しプラットフォームの話やアタリの話なども散らせつつの話とした。

ただ僕が語りたかった任天堂の凄さは、いや今でも任天堂が好きなのは、岩田さんが任天堂の社長になってからだ。
僕はその前の山内さん時代の任天堂が好きじゃなくて、岩田さんが社長になってからの任天堂が好きになったのだ。
そのへんの心境をボヤカして語ってしまい車中の男5人語りは何だか片手落ちな話になってしまった。

とはいえ僕はそこまで任天堂に詳しくない。
フルパワーで語ったところで、任天堂の歴史に詳しい人が聞けば鼻で笑われるような内容だと思う。
インベーダー時代も知らないし、アタリショックなんかもこの目で見たわけじゃない。本で読んだだけだ。
山内さんの伝説も最近になって知ったことが多い、実はタクシー屋とか、そんなのも最近知った。
僕はコロコロとファミコンというメディアミックスに踊らされた一人の小学生だった。高橋名人の連写に度肝を抜かれ、俺のほうが本当は早いけどなと調子にのって、ディスクシステムの黒いフィルム部分を度胸試しと称して触って何枚もダメにしてきたような小学生だった。
任天堂が好きなんかじゃなくて、ただのゲームが好きな少年だった(いや、もっと言えば、中学と高校はSEGAが好きだった)

そしておとなになってから、改めてゲームについて色んな情報を漁るうちに、任天堂のロイヤリティビジネスの高度さに驚き、任天堂はなぜROMにこだわったのか、なぜSFCはあれだけ発売されなかったのか?それらの結果からどれだけメーカーが苦しんだのか、小売が在庫に苦戦したのかなどなど色んな任天堂ビジネスのひずみを知った。少年時代に純粋に牧歌的にゲームを楽しんでた裏で色んな大人の闘いがあったんだなと。まあサードパーティとの上手く行かなさは今でも任天堂の代名詞みたいなモノに思うが。まあそれでも。

話を元に戻そう。
なぜ任天堂が好きなんだろう。
それは岩田さんと通じて、任天堂の志を知ったからだと思う。ただのゲームと認識してた会社が、岩田さんの口から何をしようとしてる会社なのか語られてからだと思う。
ほぼ日の企画や、E3での岩田さんが登壇してるプレゼンを見て聞いて、そうこうしてると任天堂のイベントで岩田さんの話には必ず目を通すようになっていた。
ゲームを楽しんでもらおうとチャレンジする姿勢と理由、それをそれを僕らにも分かるような言葉で丁寧に説明してくれたのは岩田さんだった。
自社のゲームについて語るゲームクリエイターは多数居ても(もちろんそれはそれで素晴らしいことだ)、これからのゲームビジネスの未来を考えて、ゲームのビジョンを考え、そしてそれを何度も何度も色んな語り方で色んなテンポで色んな場所で語り続けてきた人は岩田さんしか居なかったように思うのだ。とても穏やかで、とてもやさしい口調で。
それを聞いて、僕たちは未来のゲームについて考えることになる。自分はどっちの未来が良いんだろう。これからのゲームに何を求めているのだろう。と。

これからのゲーム業界を考えて、ゲーム業界はとても偉大な人を亡くしてしまった。その喪失はあまりに大きい。
言い古された言葉だが、惜しい人を無くしたという表現しか思いつかない。本当に惜しい人を無くした。
ただそれでも時計の針は進んでいく。そして今任天堂以外にゲームの未来のビジョンを描き、実践できる会社はいない。良くも悪くも。まだ任天堂には岩田さんの志を継承して、チャレンジしていってくれると信じて、これからも任天堂を応援したい、何とか岩田さんのビジョンを体現できると信じて。

岩田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

ヒマ-Jpopを聞いてみよう

日々Jpopを聞かなくなって久しいのですが、別にJpopを聞かないでおこうと決めてるわけでも、じぇ、、ジェイ、ぽ、、、ポップwwwwwと思ってるわけでもないのだけど、なかなか聞く機会がなくなりつつある。
Jpopて。とバカにするのは簡単であって、良いJpopはどこかにあると信じて、色々探してみたりはしております。
というわけで誰が人気で誰がトレンドじゃないのかよくわからないのだけど、引っかかったのが。

キューソネコカミ-ビビった

何を語るのか?とりあえず全部貶す。というのはひとつの芸に思う。
でも、こうなってくると音楽というより芸人の域に思う。アメトーークとかに出てきたりしないんですかね。
もうね360度感がとても良いですね。味方であるはずのサブカル女子をばっさり切るというのはちょっと凄い。仲間なはずじゃ?ってところを切る。
もちろんビジュアルもHIPHOPも渋谷系も、ロックも全部貶す。サブカル女子も喜んでそうなところが絶妙な切り方に思う。
でもここまでしないと売れないのか・・・と恐ろしくもあります。意味なくSUBWAYでオーイーエェー!

あとはなんだろう。
ゲスの極み乙女。
こう奇をてらった感じというのは今のパターンなのかもしれない。
まずは覚えてもらう。何でもいいから見てもらう。そこから勝負。コンテンツ大量生産の勝ち方。
まあ2chまとめというかキュレーションメディア的なやり方だ。
まずは見てもらうところから始める。
彼らはみんな狡猾で、売れるためなら何でもやってやるぜ。
みたいな所を思う。そこからはあまり奇をてらわず(髪型と演出とかぐらいで)音楽はまともな感じだ。

そんなこといえばレディーガガとかテイラー・スウィフトとかもそうじゃないのかと思う。(後者はカントリーからの王道戻しというスゴワザ)
とりあえず聞いてもらう。そして覚えてもらう。そして中身は作ってますよ。くつろいで行ってくださいね。みたいな感じだ。

そう思うと王道は減ったのかもしれない。
って後は良くわからなかったのだけど、Jpopを聞いてると思うのだけど、これ演歌と何が違うんだ?みたいに感じることがあって。
リズムの取り方と伸ばし方が違うだけで、何が違うんだろう。と。
音楽に詳しく無いので、誰か教えて欲しいのだけど。洋楽と邦楽って、多くがどっちか分かりますよね。
これはコード進行に類型のパターンがあるのか、楽器の弾き方に違いがあるんですかね。サビだぜええええ、ここ聞いてくれよなああ。のドヤ感がJPOPのうんざりを演出してくれるのは理解してるのだけども、なんだろう、テクニックも凄いんだろうけど、どれも同じパッケージで、同じことを言ってる。哀しいのか楽しいかすら分からない歌も多い。(歌詞で判断すれしかなく)そしてそれを聞く必然というか動機みたいなが良くわからず。どこで聞くの?これ。というモノが多く。

あと、否定じゃなくて、色々見てて、
セカイノオワリというバンドのRPG。って歌なのですが、
これはオレはRPGあるあるを言うと思ったら、マジなのね。と。
俺は「雑魚的に無敵の魔神斬り」とか「最近のドラクエの胸押し(ゼシカ)がひどい」みたいな歌を歌ってくれると思ったら「方法という悪魔にとりつかれないで」「僕らはひとりじゃない」とのこと。テイルズ最高ということなんだろうか。
こういうやり方もあるんだと。そうなのか。世の中に一定数必要なんだし、何も言わないけど、もう分かる人が分かるだけの音楽というか。いや分かる人は分かるし。でいいじゃん。と言えばそりゃそうだ。スイマセンとしか言いようが無い。

このまま終われないと思いまして、RPGを想起する曲を考えてみた。
となるとbjorkのHyperballad

美しくて瑞々しくて自由でそれでいて哀しい。この頃のbjorkカワイイ。アイドルしてたのですかね。
・・・ってゴメンjpopムリぽ。。。。出直します。なんだよ一人じゃないって。大体一人だよ。せめてオザワケンジ聞きたい。

ヒマ-就活の面接について考えてみる

55244

先日、就活生の学生と喋ってたのだけれども、なかなか就活に苦戦してる模様。
(もちろん今回の就職活動の仕組みが大きく変わり、色んな企業も様子見つつの動きというのが閉塞な感じが大きい)

そこで就活で苦戦した質問は何か?と聞いたところ「今まで考えたこと無かったことを急に聞かれると困惑する」という答えで、
彼が先日とある面接で聞かれたというのは「アナタが今までの人生において人(他人)を変えた経験を話してください」と問われたらしく、その回答に困ったと。

ふーむ、とても難しい質問な。皆さんなら何て答えますか。
そしてこれはよくある面接の「答えの無い質問」であって、だって人が本当に変わったかどうかなんて証明出来ず(裏で舌出してるかもしれないですし)そして質問自体が少々アバウトに見える。
ただそんなことを面接で回答しても仕方あるまい、面接官に向かって「アナタの質問の定義があやふやで、回答したところで反証可能性に乏しい」なんて言った日には「はい、おつかれ。また来世」ってなもんである。
こういう質問の場合、面接官は回答の正誤を見たいわけではなくて、よくわからない問いにどう対処するかというのを見たいんだと思う。そしてその予想が正しいのであれば、回答はやりやすい。

まずビジネスの場の面接なのであって、いくつかのセオリーみたいなものもある。
仕事における大事な点は、分からない点を分からないと放り投げないことだ。
問題をきちんと切り分け、仮説は仮説のまま提示すると良いように思う。
「本当に人を変えたかどうかは確証が持てないのですが、人の行動を変えたという話をさせて頂きます」
これは僕が今から回答するのは、この問いに置き直して回答しますよ。
という同意を取る。もしここで設問自体が違うなら、相手から指摘があるはずだ。

そしてこういう前振りをするもうひとつのメリットがあって、それはこっちから質問入れてる間にこちらが考える時間が生まれるからである。
こうなると質問はシンプルになって
人が変わったことではなくて、人の行動の変化を説明すれば良い。
「Aくんは部活に来なかった→部活に来た」という行動の変化のストーリーなどは、相手が変わったかわからないが、相手の行動が変わった話であり、また前後的関連性が明確で、万人受けする回答である。
ずっと部活に来なかった人に対して、問題を聞いて、問題の解決をしました。という流れはビジネス的であり、また仮説は仮設のまま「彼が変わったのかは分かりませんが、最後まで一度も休まずに来て彼はレギュラーを掴み、一緒に県大会に臨みました(県大会に出て且つ自分はレギュラーだったよアピールを内包)」みたいなストーリを立ち上げる(嘘じゃない範囲で)

もう少しノリの良い会社の面接であれば「彼女からバレンタインの1週間前にもう顔も見たくないと言われ振られて、バレンタインの当日にチョコレートを貰ったという話をさせていただきます」という感じでも良いかもしれない。こっちのビジネスあるあるの結びつけ方は、強みと弱みに置き換える。強み「彼女好きな異性の言動や行動」弱み「彼女から駄目だしされた行動」であって、強みをもっと強くか、弱みを補うか、強みを選択して、また仲良くなりました。的な話だ。ビジネス的で綺麗だ。

相手から質問されたら
「質問の正当性(たまに命題に含有される倫理ってあって、そういうのが質問に混ざってるとツッコむかは悩む。例えば人に迷惑を掛けることは良くないというのが設問に含んでると、迷惑かけちゃダメなのか。ってのは突っ込むかと)」と「質問の切り分け」をきちんとする、そしてそれによって、その差異があった過去の事実を引っ張ってきて展開すると、テンパらずに回答できるんじゃないのか。みたいな話を彼にしたところ、彼より遠くの野球グラウンドを眺めるみたいな目で「井上さんの学歴ではどこも受かりませんけどね」という視線を頂戴する。なるほど、オレの力量を客体化させてくれ、とても有りがたいなと思いつつ。この話はFIX

にしても就活って凄く大変そうだなーと思う、、テクニックな世界なんだろうか、面接を4回もやるって凄いですよね。大企業なら誰入れても成果なんて変わらないように思うんだけど(従順な人が良い?)どうなんだろう。一度はチャレンジしてみたかった。ドモるだろうけど・・・。