雑感-年を取ると下がる能力、伸びる能力(仕事編)

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この世には父親と仕事をした事がある人と、仕事がしたことが無い人に分かれると思うのですが、僕は前者であります。
ガッツリと仕事をしたことがある&現在進行形で仕事をしているのですね(週1ぐらい)

そんな風に父親と仕事をしていると見えてくる15年前とくらべて落ちてる、上がっている能力がいくつかありがあって、そこらを今回は掘り下げてみたい。
なお僕は興味の源泉として「人は加齢によって、どう肉体と精神が変わるか?そして何かが変わるならそれは事前に準備や対策をすれば予防/逃げられるのか(長い)」と思っているので、そういうところの視点からお付き合い頂ければと思います。

・集中力
これは私的にはかなり落ちているように見える。
あれ?この人、俺の話を全然聞いてない?というのは父親の特筆能力であったがそれは顕著に磨きが掛かっている。
自身としては集中力のダウンを感じることはまだ無いのだけれど(まだ読書1日12時間もいける)集中力が落ちないよう事前に対策しておきたい。
簡単に集中力と言っても父親を見てるに「自分が分からないことに対する集中力(類語:我慢)」と「自分の興味がある部分に対する集中力」のふたつにカテゴライズすると前者の能力を大きく落としているように見える。

・記憶力
これは非常に難しいのだけども、状況描写みたいな記憶力は恐ろしいほどに落ちる。これは自分でも体感するところであり。あれ?昨日なにしてたっけ?みたいのことが頻発する。父親を見るまでもない。ただ父親と話をしていると落ちている例は多数あり(読んだ直後の本の内容を言えなかったり、先日の話を覚えてなかったり)これは60にならずとも、既に自分としても日々能力の下落を感じる。でもさもともと記憶力は宜しく無かったので、そこらはラベリングと外部記憶装置(SSD)を駆使して逃げ切ってやるぜ。の心境であります。

・決断力
これは見てるに全然オチてない。いま父親は66歳だが、全然オチてない。むしろ上がっているのではないか?
将棋の羽生善治さんが「決断力」という書籍で「直感の多くは過去の経験の蓄積である」と言ってたのだけれども、そういった側面から、経験値から決断力が上がるのかもしれない。もしくは記憶力の低下から不要な情報を切り捨てて重要な情報のみから決断が素早くなるのかもしれない。ただその決断が正しいのかは結果を測定しておりませんで、確度については保証できません。

・論理的考察力
ええっと、もともとあまり高くなかったような気もするので過去との比較が機能しないひとつであるが、特に下がらないように思う。ただ支持したロジックに固執するというのはあるのかもしれないが、ただそれは年齢に伴い経験を拠り所にする部分であり、論理的考察力とは関係のないところからもしれない。頑固さは上がってるようにも思うが、昔のとんでもなエピソードが出てこない分、頑固さも下がっているのかもしれない。もう少し検証したい。

・野心
これは下がらない。欲望の多くは下がっているのだけれど野心は落ちてない。
父親は会社経営者であり年商20億ぐらいの会社を経営しているのだけども、3年後に30億達成。という思いは強く。目標必達へのPUSHも結構なモノで、そうおもうとカイジ黙示録の帝愛グループの兵藤和尊会長の野心(世界中の金を集めろ)が発露するフレーズもリアリティがあるのかもしれない。こう同業他社での集まりなどで20億じゃなくて30億って言いたいだけではと疑ってしまうが、そういう経営者の思いこそ、ほかのスタッフの人生が豊かになる側面ってのはある。野心は大事。
父親の野心に振り回せられる人生も悪くない(週1だからだけど)スタッフの人は大変です。

・笑いのレベル
20年前の彼(父親)のお笑いがどのような類のお笑いであり流れであり語彙であったかは記憶にない。ただよく自分で言って自分で笑っているので楽しそうである。
そしてまわりも社長だから笑っとくかみたいな空気もあって、まあ笑いのレベルよりも笑いあることを言おうとする意識があるかが大事なのね。と思うところだ。

・好奇心
ここも落ちてない。パソコンへの興味と(苦手だけど)仕事に関連した新技術(例えばAI)などへの興味はつきない。ただこれは年齢によるものよりも、彼は日々よく歩いて色んなモノを見て、色んな本を読んでとしているからだろうと思う。
これは僕としてはポジティブな結果(鍛錬によってキープできる)として捉えており、有り難い限りだ。
好奇心がなくなれば人生退屈そうと思っているので、何とか好奇心はキープしたい。

・性的
・・・父親のプライベートな性質に関してパブリックな場で考察するのは僕としても気がひけるので自粛させてください。
ただ父親はシモネタが嫌いなので(トイレなども含め)過去の基準がよく分からず。家族でメシくってて、おしっこの音についての問題提起をしたら「そんな話するな」と怒っていたので、シモネタ系はほぼノリが悪いのは今昔共通である。

以上父親と仕事をしていて感じたことである。
彼の名誉のために言っておくと、何だか凄く加齢な感出てるかもしれませんが、まだまだキレキレで現役で業務遂行されております。

まあでも。自分としては「集中力」と「記憶力」にフォーカスして加齢を迎えたい。
私的には加齢による能力低下への注意とあわせて「若者にアドバイスしたい」「みんなから頼られたい」のキモチが肥大しないように注意したいなと思うところだ。