雑感−凄く言いたいことと、少し言いたいこと。

本日弊社のサービス「ファッションレンタルleeap」がヤフーニュースのトップに掲載され(AERA様の掲載記事経由にて)、ウワサのYahoo!砲を体感しています。

そこでYahoo!経由にて本ブログにお越し頂いた人も居るはずで、

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このYahoo!のビッグウェーブに乗って一言言いたいことがある。

それは

Maggie Rogersめっちゃ良いってこと。
今年のフジロックに出るアーティストを全部検索して聞くという荒業をしてるときに見つけた。
このフィジカルに訴えかける肉的な音楽にノックアウトされ、最近よく彼女の音楽を聞いている。
民族的というか原始的なリズムとテクノロジーが融合され、そこにスウィートで張りのある声が乗り、一見軽いけれども、芯に残るズッシリと来る、最近のお気に入りであります。

というわけで一言言いたいことは言えたので、ちょっとだけ言いたいことも書きたい。

ヤフーニュースに当サービスを掲載頂き、本当にありがたく。
ただ特にシェアリングの波に乗ろう、メディア受けを考えてサービスを立ち上げたいというのではなく、紆余曲折を経てレンタルにたどり着いた。
とても泥臭い道のりだった。とはいえ淡々と書きたいので、以下。

▲leeap立ち上げまでの流れ
・3年前にコーディネータhideki(アゴが割れたキャラクター:興味あるなら検索してちょ)というサービスを運用。
・hidekiはオサレな青文字系女子(三戸なつめちゃんのような。)の古着コーデ一式を丸ごと買えるサービス。
・買い手もオサレコーデで嬉しい、青文字系のオサレな人も収入になりというビジネスモデルを立ち上げ。
・青文字系女子にはある程度認知されるも、モデルになってくれた子の毎日の生活にコーデ作りを組み込めず、コーデ量産の手を色々と考えるも古着一点もの&量産が難しいところでモデルとしての限界を感じる。わりに絶望期であり、おりに暗黒期であった。
・そこでコーデを丸ごと売るんじゃなくて、コーデを丸ごと貸そうと思い、レンタルに変更。
・あわせて女子はあまりコーデ丸ごとの需要が無さそうと思い(hidekiの男性版無いの?という声多し)メンズチャレンジ。

という流れにて立ち上がったサービスです。

そしてhidekiでもleeapでも立ち上げの基底に流れる想いは
「この世に無い価値を提供したい」というのがある。

leeapを運用し、お客さんより「ファッションを変えることで、自信が出来て、彼女が出来た」というご報告は既に何人も頂戴している。
以外にも「奥さんとの会話が増えた」「娘からカッコいいと言われる」「ファッションに興味が出てきた」という声も多く。
そういう声を聞くと、ついガッツポーズが出てしまうことがある。
人に見られると恥ずかしいので、小さな小さなガッツポーズだけども、そのガッツポーズひとつひとつにお客さんの声が乗っている。お客さんからの声で小さく拳を握らせて頂いている。

ついついスタートアップをやっていると足元の数値を追ってしまうところはあるけれど、僕としては、数値を横目では見つつ、一番はお客さんの声にきちんと向き合いたい。
コストももちろん大事で、オペレーションの効率化ももちろん大事なんだけども、お客さんが喜んでくれるためには何をすればいいのかというところを一番に考えたい。

そして今その想いを一緒に持ったメンバーが集ってくれてきていることが何よりも楽しい。
僕は出来るだけ前に出ずにみんなが楽しいような環境を作るところにコミットし、みんなが力を発揮し、お客さんに今まで無かった価値を提供したい。
もし想いを一緒に、仕事でガッツポーズがしたい。そう思う人は、ぜひ僕までご連絡ください。

大変なのは間違いないけれど、きっとガッツポーズが出るような仕事になることを約束します。

雑感−説教する大人が知らない若者の力

毎日仕事をしていて、相手の年齢を意識していないのだけど、それでもふと回りを見回してみるとチームメンバーは一回り以上年齢が離れていることに気づく。

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うちに来る20前半といえば学生が中心である。そんな学生と仕事をしていて「あれ、もしかしてこの子、俺より能力高くない?」みたいことが頻発する。
まあ学生とはいえベンチャーの門戸を叩いてチャレンジしようと思ってくる若者という能動的なレイヤーが中心ではあるが、それでもまだ学生に負けるとは思っていなかったので、悔しいより。驚きの方が強い。
なんだったら半分以上の能力で負けてない?みたいなことも(経験がモノを言うITまわりでさえ!)。

え?井上さん、そんなことも知らないっんスカ?ってなモンであります。

また仕事の能力だけじゃなくて、彼らと話していて、多様な価値観、まだ社会に矯正されていない価値観に振れると、僕自身の気づきになることも多い。
先日は学生インターンのあかりちゃんと昼メシ(どん兵衛)を食ってて、あかりちゃんに仕事をする理由を聞いたところ、「わたし毎日仕事で(精神的に)切り刻まれながら生きたいです。もう圧倒的に仕事がしたいんです」と言われ、俺も意志としてはそう思うところはあっても、ふと自分はそんな真摯に仕事に向き合ってるのかしらん。と自問することになる。昨日もファイナンスの勉強をしようと大量の本を持ち帰るも、結局帰り道にコンビニでビールを買って、家帰ってプシュっとしてしまった。ダメすぎる。

そんな若者とのワーク経験を繰り返すうちにベンチャーの門戸を叩く若者を尊敬するようになった。若者に対しての俺のイメージ概観は「俺より能力が高い人達だ、そして俺の知らない何かを知ってる人だ」みたいな感覚である。こうなると日々若者と接するのが楽しくなって、基本的に好奇の目で彼らと接している。

そんな彼らと接して、こちらが気づきを得るためのポイントは。
・説教しないことである。
こちらの価値観を押さないこと。

基本的に彼らの「価値観」とこちらの「価値観」を等価に扱う。
あくまで「価値観」は提示し検分するものであって「価値観」を摂取したり飲み込むよう教唆したりしてはいけない。
価値観混ぜるなキケンの精神である。

例えばこちらの意見を出すにしても、
俺は仕事をする意義はこういうところにもっているが、キミはどう思っていて、KiizanKiizanでインターンとして仕事をしていてどう変わったんだ?ということを質問する。ときに鬱陶しがられるけれど、こちらが質問だけするとこちらは楽しいのだけど、相手にとっての気づきにはならない。それじゃあ気づき泥棒である。
そっとこちらの価値観もそこに置いておく。つまらないものですが。ご確認くださいなと。

ただ僕がこういうことを言うと別の人から「若者なんて何も分かってないんだから、道を教えて正しい方向に引っ張らないといけない!」と怒られるんだけど自分の過去を振り返って誰かの意見で何かの道に進んだという経験よりも、こちらの意見を全部受け入れてもらって、それでも綺麗で強力なカウンターの一撃を貰って、そこから自分で考えたことばかりを記憶している。
まあさ、どちらが正しいより若者に説教しちゃうと相手が肯定YESモードになることが多くて、こちらとしては新たな気付きを頂戴したいのに、本末転倒でもある。

というわけで僕が若者に取るべき対応は
・若者を子供扱いしないこと
・多様な価値観に触れる機会をつくること

のふたつを徹底している。
彼らが多くの価値観に触れるように環境を作る。
そして仕事でこちらの仕事で目指す方向はハッキリと押し出す。お客を楽しませたいんや!と。
その方向で一緒に仕事を通じて切磋し、彼らはそこから自分に必要な価値観を創出するはずだ。

こちらとしてはその2つが徹底出来れば、あとはフリータイムで若者のエネルギーを吸収してOKなはずだ。
大人で若者の話を聞かずに説教しているのは、まだ彼らが持つ芳醇でどっばどっばのたっぷたぷの純粋な滋養を得たことが無いからではないか。
そこを摂取出来れば、こちらだけが一方的に説教をしようという気は失せるはずだ。

真っ直ぐな目で「井上さんはなぜ仕事をしているんですか?」なんて聞かれてごらんなさいよ。
もう堪りませんよっと。

日々−メマグルシ

先日、古参のスタッフと昼飯(エビフライ)を一緒に食ってたんだけど、そのスタッフに「サービス当初はわたし1人で社内勤務とか普通にありましたよねえ」といってたが、それも半年前で(別に開発チームは仕事場が離れていただけだけど)気づけばチームは10人を越えた。

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もちろん順風にビジネスが進んだわけじゃなくて(順風な経験なんてひとつもなく)、たりないことばかりで、ダメだったことを書き上げれば20は軽くあるんだけど、ひとつ有り難い進展は良いサービスを作ろうと思っているスタッフが徐々に、そして確実に集まっていることだ。
そこが一番苦心してたので、本当に有り難い限りだ。

まだお披露目されてない隠し玉なんかも居て、また一緒に机を並べて仕事をしていないけれど遠隔でワークしてくれてる凄腕たちも多くて、力強い環境ができあがりつつある。

ただ今の一番の不満は、チームの中で自分のパフォーマンスが一番不出来なようにも思えており、そこを、もうちっと頑張りたい。
頑張るところはシンプルで、みんながもっと仕事をやりやすく、パフォーマンスが上がるような環境作りをすることだ。ここに僕が力を割くことでレバレッジが効いてチームメンバー全体のパフォーマンスが高くなるはずだ。成果に繋がるところに彼らの力が割けるようにすること。

そして一番成果に繋がる大事なタスクにメンバーが集中して、結果お客さんをもっと楽しませたい。願うはそこであります。
コツコツと頑張ります。