雑感-貧乏という心的状況について

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人と話してて、お金が無いことの絶望や拒絶を聞くことが多い。

自分個人が貧乏というのは、本当にそこまでイヤなものであり、価値の無いものなんだろうか?そんなにイヤですか?貧乏。

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先日、30歳前後の女の子と話してて、お金が欲しい話になって、僕としては素直に「なんでお金欲しいの?」と聞いたところ、欲しいに決まってるという回答があった。

何か欲しいモノあるの?と聞くと、めちゃくちゃある。かばんも欲しいし、旅行に行きたい。ということだった。

そこで僕は「今の幸せが10として、毎月お金を10万使うことでその幸せの値を15にできる?」と聞いたところ「余裕で出来る!毎月5万分服を買って、2万ご飯食べに行って、3万旅行資金に溜めて、半年に一回旅行する」といった。

その考えの良し悪しを判断するつもりは全然無いのだけども(それは良くも悪くもひとつの考え方に思う)本当にそれはお金じゃないと解決できない問題なんだろうか?なと疑問に思う。

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雑感-墓の近くに住むことの心的変化

過去のブログの転載記事(2015年10月24日)

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僕は人生を通して色んな所に住みたいと願っている。

そのために今までも出来るだけ以前と違う住環境を選択してきた。

都会から山に住んだり、川の近くに住んだり、湖の近くに住んだりしてきてのだけど、折々の四季が毎日の移動やランをカラフルに彩ってくれてとても楽しかった。

一度の人生で4度美味しいみたいな感じでとても楽しい。
今まで住んでみて2回りぐらいの四季を見て、ようやくその土地の少しの腹落ちがあるような気がする。ここってそういう土地なのか。と。
ちなみにだけど、そのなかでもういちどどこに住むかと言われたら川の近くかもしれない。1日で川の流れを見るのはホッとする時間で、まあぼちぼち頑張ろうかなという気持になる。

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日々−部下に言われて傷ついた言葉best3

上司として部下にいわれたくない事はいくつもあろう。
ちなみに俺は代表である。小さな会社であるが代表という役職で職務を遂行している。

そのような環境で部下に言われた言葉を今回は紹介する。

まず3位は、
「今日の井上さんのコーデは10点満点の4点」
これは飲み会の帰り道に言われた一言だ。

今日一日仕事で、いろんな人と会って、色んなひとに自分に服装を見てもらって、最後にみんなで仕事疲れてし、楽しく飲み終わって、その駅に向かう帰り道に言われた。後は家に帰って寝るだけのタイミングでの一言である。

もう今日という1日をやり直すことはできない後戻り不可の覆盆返らず事案である。できたら言わないで欲しかった・・・。と思う上司は俺だけではないだろう。
ただ俺も悔しかったので部下に「5点寄りの4?」と聞いたところ「4点寄りの4点っすね」とのこと。「なら4点じゃん」「そうなんす。4点なんす」と部下。

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雑感−僕は卓球のプロを目指さない

A photo by David Schap. unsplash.com/photos/W5TJpNKI9c4

とりあえず。みんなに言いたいことは、僕は卓球をしないということ。

これは大きな声で言いたい。

僕はプロの卓球を目指さない。

なぜか?
まずパーソナルスペースがきつい。相手との距離が近い。

ぜったい鼻息当たる。

俺は多分人の鼻息を受けると、集中が途切れるタイプに思う。鼻息苦手。

あとさ、挑発の感じが強め。

目の前で「おっしゃあああーー」からの「さぁああああーー」からの「うぉおおおおおおお」であります。
絶対に自分だったらビクンビクン反応してしまう。

もうひとつは、

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雑感-名言の誤用と楽しみ方

エイブラハム・リンカーンの言葉に、

少ない人を、ずっと騙すことはできる。すべての人を、少しの間騙すこともできる。しかし、すべての人をずっと騙すことはできない。

という言葉がある。

好きな言葉である。名言だ。古典好きな自分として、長く残るコンテンツって、やっぱりそういうことだよなー。みたいに思うことが多い。

ただこれってリンカーンが言ってたと全然知らなかった。リンカーンの言葉であるなら、これはどこで言ったのだろう?

リンカーンと聞いて、思い出す言葉はもうひとつある。

それは、

あなたがころんでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。

である。

この言葉で聞いたときに思ったことは、

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雑感-僕が任天堂を好きな理由

以前のブログの転載記事(2015年7月31日)


7月11日、任天堂の岩田さんが亡くなるという訃報を聞いてから、何だかモヤモヤが続く。
いや、すいません。ありのままに言います。

うまく言葉にできないほどに、とても、とても悲しい。

誰かと岩田さんについて話したいような気もするけど、うまく話せないような気がして、何も言わず、貝のように黙って、静かに時が過ぎるのを待っていたんだけど、何か書いてみることにする。

ここでいま何か書かないと、二度と何も書けない気がするのだ。

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先々月、仕事で京都のある大学を訪れて、その帰り道に任天堂本社の横を通り過ぎたときに、僕が「任天堂についてなら何時間でも話せますよ」と言ったところ、「車中ヒマだし、話してみてよ」と言われ、20分ぐらい任天堂について話した。

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雑感-うまく年を取る方法

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もしアナタが今から富士山を登頂するとして、どのような準備をするだろう?もしくはエベレスト登頂なら?
防寒着やピックを用意するかもしれない、当然水や食料も必須だ、アンダーウェアや雨用のグッズも必要かもしれない、怪我や病気を考えて応急グッズなんかも持っていくかもしれない。
天候や気温や重量など、自分の能力を考えたうえの準備をするに違いない。
サンダルと短パンで登頂狙いますというのはパフォーマーか、世間知らずのどちらかに思う。

多分それぐらい念入りに準備をするだろう。エベレスト登頂というのは生半可なモノではないのだ、多くの困難や苦境は想像に難くない。

そして最近、人生においてエベレスト登頂並みの困難が「うまく年を取ること」だと感じてる。
もちろん人はダラダラと年を取れる。ただダラダラと上手くの間には、とても大きな壁が存在してる。

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雑感−人生で努力して何かが身についたことが一度も無い

人生38年で。努力して身についたことがひとつだってない。
昔からフローやステップやモデルを書くのが苦手(ビジネスモデルを図解とか)
美しいパワポとかも全く書けない(いつも誰かに手直しをお願いしている)
努力して何度かやってみたんだけどう、どうしても上手くいかない。

そのため仕事で努力が必要なことは誰かにアウトソースして、自分しか出来ないことに力を注ぐようになった。
まあ仕事はいい。仕事は、言ってもみんなに助けてもらいながら、何とかやっている。

ただ苦手でスルーできないこともある。それは自分の好きな音楽の言語化である。
音楽を聞いて、なぜその音楽が良いと思ったのかを言語化したいと思っているが、これがどうも苦手で出来ない。

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雑感-多くの引っ越しで何が変わったのか

引っ越しが趣味と言い始めてから多くの場所に引っ越してきたのだけども、そういえば、いつからそんなこと言い出したのか考えてみたら、
たしか大前研一さんの人間が変わる方法は「時間配分を変える」「住む場所を変える」「付き合う人を変える」という3つだという説を変な覚え方をした可能性が高いようだ(その名言の続きで「一番効果が無いのは、俺は変わる!という決意だと続く)

その説を実行してみ、自分は変わったのか?と考えてみたのだけど、比較も出来ないので、判断するに、とても難しい。

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雑感-仕事をする理由ってなんだっけ?

スティーブ・ジョブズがシリコンバレーの存在理由は「世界を変える」ことだと言ったのだけども、ボクも可能であれば一助を担いたいなと考えてる。大阪民だけど。根源的な動機として。

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人はなんのために仕事するんだ?というのはモラトリアム男子のような問いを自分で向けてみると、改めて、そういう問いを日々意識しておかないとマズイんじゃないかという気が最近する。

そういう問いをバカにしてると自分の人生は焦点を欠いたボヤっとした人生を送るのではないか?そう考えるようになってきた。

日々生活してるとどうしても仕事の忙しさでルーティンに流れる。改めて日々なんのために仕事をするのか?を考えてきて思うことは「生きる目的は、自分の目的もしくは何らかの動機に対して移りゆく自分のキモチの変化にあるんじゃないか」と言う気がする。

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