仕事-コミュニティと組織論2

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またまた前回の続き。続編中心。
ホーソン実験というのをご存知でしょうか。
ハーバード大学の研究グループのメーヨーがホーソン工場にて行った社会心理学の実験なんだけども、作業効率と職場環境による相関性を調べるというシンプルな実験なんだけど、結局5年(準備入れると7年)も掛かった実験。
まずは職場の光量と能率の相関性を探っていくのだけども、当初は目論見どおりの照明を明るくすることで作業効率をアップすることに成功。ところが照明を暗くしても、同じように作業効率が上がってしまい、ここから実験は長期戦に。

メーヨーは「賃金・休憩時間(食事時間)・工場内の温度・湿度」によって色んな変数にて実験を進めるも、作業効率の相関性の高い条件を見つけるのが出来なかった。ある変数を変えて作業効率が上がり、また変数をイジっても作業効率が元に戻らないということが頻発して、メーヨーはその結果をもとに「人は自分が注目されていると感じると生産性を高める」という仮説を導いた。自分の仕事が注目され、どれだけ素晴らしくてユニークで特別な仕事なのかみんなに認められるというのが生産性に大きな影響を与えるという仮説。まだ批判も多い本実験なんだけども、ひとつの仮説としてもボクにとって驚きであった。

これもボクにとって組織とコミュニティを考えるうえで柱の仮説になった。仕事をしてて、仕組みを考えるときは、つい環境ばかりに目を向けてしまうのだけど、いかに互いが互いの仕事を見る、互いの仕事を認める。人としての威厳を保てるように進めていくか。そのような形をいかに構築するか。そういうのをきちんと考えておきたいなと思う。そして出来るだけ仕組みとして取り入れていきたい。そのなかでタスクの見える化は仕組みの筆頭であり、目的はToDoとしてやるべきリストからのプレッシャーなんかじゃなくてGOALに近づくためのタスクにきちんとパワーが注げているかの確認だ。できていなければ他の優先度が低い仕事に時間を取られてるわけであり、早急に改善が必要な箇所となる。

我々もファッションキュレーターサービスとして「活躍する場を作る」というGOALは明確なんだけども、大きな目標な分、取り組みは長丁場だし、出来るだけ僕らも「いかにキモチを共有しつつ楽しく仕事をする」かの仕組みを考えていきたいなと。頑張るだけではそこまでパワーが出ないと思うので、その頑張りの代わりに楽しいから、ついやっちゃうな仕事の体制に変えていきたい。色んな楽しい仕組みを取り入れたいなーっと。さてと。

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